2017年09月19日

演技の勉強


私が大学に入って間もない時、ゼミの先生がこんな課題を出しました。

「次回、一人一人に3分間の自己紹介をしてもらい、それをビデオに録ります。」


それを聞き、「なんてひどいことをする先生なんだ」と思いました。

自分のことを話してる自分の姿を見るなんて、こんな恐ろしいことがこの世にある?!




今思えばそれが、私が演技と関わり、役者を志すことにもなったすべての始まりでした。


役があって、それを自分の姿・自分の表現で具体化し、人に見せる仕事。
それが役者という仕事なのかな、と私は思っていて。

役者という仕事は、まず自分で自分を見なければできません。

役になりきる、といっても、その役にぴったりくる感情やら仕草やらを役者自身の引き出しの中から探し出し、足りなければ外の世界を見て吸収し消化し自分のものにして、想像して、自分の表現をするわけです。
そうやって表現した役が、見ている人の中で生き、心の琴線に触れたとき、共感や感動が生まれるのですね。


なんて厳しくてすばらしい職業なのだろう、と思うのです。


私が本格的に「演技が学びたい!」と気付いたのは、そのゼミの出来事があってから数年後、社会人になってたまたま参加したミュージカルを体験する習い事だったのですが。
なんとそのミュージカル体験の演技のレッスンでも、ゼミと同じことをしたのです。
「自己紹介を録画して見てみましょう」って。

このときは3分ではなく一言二言で良かったのですが、一般人にとってはやっぱり衝撃的。
そもそも今みたいにスマホで簡単に動画撮っちゃう、なんていう時代でもなかったし。自分を見る機会なんてそうないわけですから。
そしてそこで、「これが役者という仕事なんだな」と気付いたのです。


常に自分を見て、自分を噛みしめて、どんな自分も受け止め消化して、外に向かって表現する役者の方たち。
自分もそんな風になりたい。
自分の表現が人を感動させることができるとしたら、役を通じて世界の一部になれたら、どんなに素敵だろう。


そうして、私は演技と関わる生き方をスタートさせました。

俳優養成所に入ったり、社会人劇団に入ったり、俳優事務所に入ったり。

これらで得たすべてのことが、私を作っています。

養成所で勉強した、滑舌だったり、腹式呼吸だったり、ダンスだったり。
ダンスが苦手で、当時は必要あるの?と思ってましたが、ダンスは全身を使った表現。表現の幅を広げることは演技に役立ちますよね。できる部分が大きければ、その中の一部を使って表現に生かすこともできるけど、もともとできる部分が小さければ表現に限界が来てしまう。これは違う分野でも然り。

社会人劇団で得た仲間が宝だったり。
十数回の公演をしてきましたが、一つの舞台を作り上げるために共に時間を過ごしてきた仲間というのは、会わない時間もお互い支えあえるものなんです。

俳優事務所所属時代に経験した撮影現場だったり。
私は出演といっても、よくある「再現VTR」の中のわき役やエキストラでしたが。
驚いたのは撮影にかかわる人の多さ。多忙さ。
なんかもう、小心者の私としては、「私一言言うだけなのに、なんか済みません。何か手伝いましょうか?」みたいな気持ちになってきます。
いやいや、役者として呼ばれているんだから、現場にはそれだけのもの(役者としての存在)を持っていくことが仕事なのですよね。たとえエキストラだったとしても、一瞬でも作品にかかわるわけだから、責任があるわけです。
そこにいなくても作品にかかわっている方がたくさんいることを想像し、この場所この時間だけで完結しない、この仕事の大きさを感じました。






今、私は子育て優先の生活を送っています。

自分のやりたいことに優先順位をつける。これはとても大切なことだと思っています。
人が自分の足で立って生きていく上で欠かせないことだと思っています。

生きている年月が長くなればなるほど、やりたいこと、手放したくないものは増えていく。
でもあれもこれも、全てを自分のメイン場所に持ち続けることは、時間も頭も体も心も足りません。
全部持とうとか、良いとこ取りしようとか思うと、すべてが中途半端になったり、持ちきれなくて全て落っことしたり、体が支えきれずに転倒したり、動けなくなって泣きながら人に助けを求めたり、ということになりかねない。

今の自分にとって、一番優先にすべきことは何か。
もっと言えば、何を手放すのか。

手放したものは二度と帰ってこないものもあるし、また時期が来たら取り戻せるものもある。

それをよくよく考え、自分で選ぶこと。
人生は選ぶこと。


…なんて大げさになりましたが、私は今子育てを選んでいます。
何をおいても、この子供達のそばにいる、味方でいる、そう決めている、つもりです。
(”つもりです”とか言っている私の弱さよ。自分の決断に自信がないのではなく、子供達がそう思えるような子育てができているか自信がないのです。)


役者の仕事や、演技の勉強は、時期が来たら必ず取り戻せるものだし。


…と思いながらこの8年9年、演技とは遠い場所で生きていたんだけど、実はこの春〜夏、ちょっとした転機が訪れたのです。

実は今私は、またちょっとだけ演技に携わることができています。
と言っても何かに出演するとかではなく、あるワークショップで演技を学ばせてもらっています。
このワークショップが刺激的で。


長すぎるので続きはまた!




ラベル:演技
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posted by すっこ at 18:10| Comment(0) | 私のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月15日

夫が忙しい理由

最近ひろさんがなかなか帰って来ません。

仕事は、定時に終わる時もあるし、21時過ぎる時もある。
必ず終わったら電話をくれます。

なかなかなのはここから。

以前は電話があってから1時間ちょっとで帰宅していたんだけど、最近は1時間半以上かかっている。

その理由は、


ポケモンを捕まえているから!




ぴよが7月の誕生日にポケモンのDSソフトを買いまして、そこからひろさんも何となくポケモンGOを開始。
今更ながら、ハマったらしい。

私はやらないのでよく分からないのだけど、普通の道よりも公園とかにポケモンがいるとのことで。
帰り道に会社近くの公園で知らない人と(バーチャルな世界で)協力して敵?ポケモン?を倒してるらしい。
人気のない夜の公園でスマホをいじる大人…明らかに、このバーチャル上の仲間はあそこにいるあの人だよねって思いながらやってるらしいのよね。
現実には挨拶とかしないんだけど。

更に、うちは神社やお寺の多い地域にありまして、そういうところもポケモンの出るスポットらしくて。
夜、突然近所の神社に行ってしまうことも。
「◯◯寺に△△(ポケモン)が出るらしい!」と言ってぴよと一緒に捕まえに行ったり、
「モンスターボールがないとポケモン捕まえられない」と言って、モンスターボールを集めに行ったり。

そんなんで、ぴよはパパが会社から帰って来るのを以前より心待ちにするようになりました。
「お帰り」の前に「ポケモンは!?」って言うけど。

でもね、なんだか2人、ポケモンを通じて和気あいあいと楽しそうだし、会話が弾んでいるし。
羨ましいくらいなので良いのです。


以前もこんなことがあったような…?と、4年位前の妖怪ウォッチを思い出しました。
ウォッチが人気すぎて、もう事件だった。
当時幼稚園年少だったぴよも妖怪ウォッチ大好きでウォッチを欲しがって。
どこのおもちゃ屋で入荷するのか調べ、ひろさんは朝4時ぐらいから並んでゲットしてました。
大変だけど楽しかったらしい。
ぴよと一緒にブームを楽しんでいた。
社会現象とも言われるほどの人気だったから、今となってはその時代、ぴよのその年齢の、良い思い出。


将来、親子でその時代を大いに懐かしむのが、ちょっと楽しみです。




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posted by すっこ at 16:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月12日

寝かしつけ

とんの夜の寝かしつけは、短い時は10分、長い時は2時間!


お昼寝が早い時間だったり短かったりしてすごく眠い時は、授乳して10分で落ちます。
「背中スイッチ」のある低月齢の時とは違うので、ゴロンと布団に落としても大丈夫。
自分でゴロンゴロンして気に入った体勢で止まって眠ります。
お気に入り(?)は、うつぶせでお尻を上げる格好。
すごく苦しそうだけど、本人は寝やすいらしい。


逆にお昼寝が遅い時間だったり長時間だったりして夜なかなか眠くならない時は、授乳してはやめて遊び、また「ぱっぱっぱっ」と言いながら例のアイロン台をバンバンと叩き、またやめて遊び…の繰り返し。

そのうち私が先に寝ちゃう時もありますが、お腹をふんずけられたり、馬乗りされたり、髪の毛引っ張られたり、おもちゃを頭に落とされたりするので超危険です。

まあね、お昼寝が関係していることはわかっているので、今日は夜寝ないぞ、と予想がつくのですが。



私がしている「寝かしつけの作戦」は…

①授乳
基本はこれです。おっぱい最強。
でも最近生産量が追いついていないらしい。
散々吸った後、お茶を要求されることもあり。

②トントン
寝転がって、お腹あたりを優しくトントン。
小さい頃、お母さんにやってもらった記憶がある人も多いのでは。
とんの場合はこれ単発では効きません。
授乳の後ゴロンしても寝付けない時にやっています。
「トントンいらん」と手を払われる時もありますが。
「触れる」ということが安心につながり、単調なリズムが眠りを誘うのでしょうね。

③寝たフリ
呼ばれても泣かれても怯まず寝続ける強靭な精神と、叩かれても踏まれても引っ張られてもかじられても「痛っ!」と言わない鍛え抜いた肉体があって初めて成功します。
まだまだ修行の途中です。


とんはこの3つですが、世間では
「お母さんの耳たぶをサワサワしながら」
「お母さんの二の腕をムニムニしながら」
という子が多いらしいです。
私の従姉妹も息子2人の寝かしつけは「二の腕」だったらしい。
柔らかい、温かい触感がこの上ない安心感をもたらすのでしょうね。
これも、一見平和で微笑ましいけど、毎日やられたら「もう触らないで〜!」って思う時、絶対あるだろうな。

それと並んで効果があるのが、足を包むようにして温めながらマッサージすること、らしいです。
とんは足を触ると遊んでるのと勘違いして興奮し逆効果なのだけど。
意外と子供の足って冷たい時が多いです。
頭寒足熱と言いますが、足の先を温めると身体の隅まで血液が巡るようになり、副交感神経が優位になりリラックスして眠たくなる、という仕組みらしい。
冬は湯たんぽを使うのも良いかもしれませんね。

更に足には眠くなるツボがあるらしい!
かかとの丸い膨らみの真ん中にあるのが「失眠」というツボで、不眠に効果的とのことです。
子供は足が小さいし、強く押したらダメなので、全体を優しくマッサージしましょう。



…とりあえず私は、「寝たふり」の成功率を上げるべく、心身を鍛えることにします。



ラベル:子育て 幼児
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posted by すっこ at 15:49| Comment(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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