2017年09月01日

我慢

とんの熱は4日目の31日でやっと下がり、元気を取り戻しました。
結局突発でもなかったみたい。
謎の高熱でした。

今日は1週間ぶりの保育園。
保育士さんから、9月12日はお昼に帰る予定の子もいないので、お昼寝まで預かりを延ばしてみましょうか、との提案が。
5月から通い始めた一時保育、4ヶ月経ってやっとお昼寝まで辿り着きそうです。

最近は新しい「慣らし保育中」の子が増えてきて、とんは段々と先輩になってきています。
今日も初めての2歳半ぐらいの男の子がいて、壁に向かって直立し、目を閉じて仏像のようになりながら現実逃避していました。
可愛くて笑いたくなってしまうけど、本人は必死。

2歳過ぎる頃から、苦しい現実に直面した時、ただ泣くだけではなく、それぞれの対処法が出てきますね。

とても真剣なのに大人から笑われたり、驚かれたり、褒められたりして「えっ?」って思った感情の記憶が私にもあります。



私自身は小さな頃から感情や欲求を表に出さない子でした。
ときさんから聞いた話。
私が2歳ぐらいの時、ときさんの産婦人科受診について行きました(ときさんは私の前後に流産を経験しているのです)。
診察室に子供は入れなかったため、待合室で1人で待っていたのですが、待っている間、微動だにせず診察室のドアを睨みつけ、体を固まらせてじーっと待ち続けていたそうです。(受付の人が、あの姿が忘れられない、とときさんに話したそう)。
そして、やっとときさんが診察室から出て来ると、何も言わず、抱きつくでもなく、目から大粒の涙をポロポロポロ〜っと流したらしい。

そんな詳細な経緯は覚えていませんが、その感情は、何となく私の深いところに残っています。

母親がいない時に泣くとか、何か言うとか、無理矢理付いていくとか、待合室の絵本やおもちゃを触るとか、どれも私の中には微塵も存在しませんでした。
考えていなかった、というか、そんな選択肢があるなんて気付いていなかったというか。
与えられた状況に耐えるのみです。

私のような子は、珍しいのだと思います。
今も昔も。
でも、居るんです。
我慢強いわけじゃない。耐える他にできることがあるということに気付いていないだけ。

だから、大人しいね、我慢して偉いね、なんて褒められると、良かったとホッとする一方で、悲しいような感覚になったものです。
辛い我慢をすると褒められる…。

まあ、泣いたり我儘言ったりするのを勧める大人はいませんよね。
我慢したら、偉かったねって褒めますよね。
それで良いんですけど。褒められたら、これで良かったんだって安心したから。
ただ、我慢が出来る強い子だと勘違いしないでほしい。


今朝保育園で直立不動だった男の子は、お昼にとんを迎えに行った時にはもういませんでした。
初日だったから早い時間にお迎えだったのでしょう。

今日は1日あの場所に立ったままだったのかもしれない。
今頃ママに存分に甘えているといいな。

今日の感情を一生心の奥に残して生きるのかもしれないあの男の子が、ちょっと気になったのでした。







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posted by すっこ at 13:43| Comment(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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