2017年07月29日

保育園に慣れる、ということ

とん(1歳11ヶ月の息子)は今、保育園での一時保育の慣らし期間中。
…と言っても、5月中旬から週2で通っているんですけど。
なかなか給食を食べようとせず、「お昼が食べられないと、午後まで預かるのは無理」と言われてしまい、この約2ヶ月ずっと給食終了の12時にお迎えしているのです。

私が寄稿のお仕事を細々とやっているので、その執筆をするために始めた一時保育なんですが、9:30〜12:00という短い保育時間なためなかなか進まず(通常の保育園の申請はしてるけど、在宅の仕事という条件では入園は厳しく、待機児童になっているのです)。

5月に初めて預けた日から5回目ぐらいまでは、2時間半、ずっと泣いていました。

6月に入って、お外遊びは機嫌が良いけど、部屋に入ると泣く、ということが続きました。
部屋の中では出入り口から動こうとせず、靴を持って泣いていたそうです。

6月下旬には、徐々に泣くのは朝のお別れの時だけで、部屋の中でも機嫌よく遊ぶようになってきました。でも給食は頑として食べようとせず、他の子が食べるのをちらちら見つつも、食べさせようとすると拒否、が続きました。
お迎え後に私が食べさせようとしても拒否。保育士さんからは「ママでもダメなら、私たちで食べさせるのは絶対無理ですから…」と。
さぞかしお腹が空くだろうと、りんごやおにぎりを持参して帰り道で食べさせたりしていたんだけど、それをすると「どうせ帰りにもらえるから」と思ってしまうのでやめるべき、と指導され、お腹が空いたまま何も与えず約50分の道のりを帰る日が続きました。

7月7日、七夕の日。給食は星型のおにぎりやそうめんの入ったお吸い物など、食べやすくてとんの好きなメニュー。
お迎え後、私にくっつきながらもごはんをじーっと見つめ、ついに私にぎゅーっとくっつきながらおにぎりを完食したのです。
その後、私と一緒なら食べる、ということが3回ほど続きました。

そして昨日。お迎えに行ったら、いつもテーブルにとんの手つかずの給食が乗っているのに、ない。
保育士さんがにっこり笑って「食べました。」と!
ついに、とん、保育園の給食を私がいない時間に食べることができました。
チャーハンを完食、おつゆはお代わりをしたそうな。
しかも保育時間中1回も泣かなかったらしい。
お迎え時もご機嫌で、「デンシャ!デンシャコー!」(なぜか「コー」をつける)と言って、壁に貼ってある電車の写真を指差しニコニコ。


ゆっくりゆっくり、外の世界に出て行くとん。
考えてみれば、わずか1歳11ヶ月。
今までは私(母親)とずっと一緒で、母親と一緒にいれば死なずに生きてゆけるというのが唯一の彼の土台だった。
それが突然見知らぬ部屋、見知らぬ人たちの中の放り込まれ、母親の姿が見えなくなってしまう。
これがどれほど危機迫るものだったのか、考えただけでも涙腺が緩んでしうまうのです。
彼は泣きながら母親の姿を求めるのです。生きるために。
でも何回か経験するにつれて、ここでもどうやら安全に生きていけるらしいと知るようになる。
母親がいなくても楽しいことがあり、美味しいものもある。
そうやって1歳児は保育園に慣れていく。
そうやって1歳児は初めて母親を捨てる。

これから何度母は捨てられるのだろう。
母も子ももがき苦しみながら捨てて捨てられて、歳を重ねていくのですね。

とん、大いに母を捨て、大きな土台を自分で作って、大きな人になれ。
母はずっと味方だから。




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posted by すっこ at 15:11| Comment(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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