2017年07月30日

キッズコーナーにて・1

1年ほど前、とんがまだハイハイ〜つかまり立ちぐらいの時期のお話です。

休日。私・夫・子供2人でショッピングモールに出かけたら、「粘土でスイーツを作ろう」なんていうワークショップが開催されていて、工作大好きなぴよの目の輝きが止まらなかったわけです。

そこで、夫とぴよはその場でワークショップに参加、私ととんは近くのベビー用品売り場のキッズコーナーで遊ぶ、ということになりました。

キッズコーナーにとんを放牧してしばらく見ていると、ちょっと元気すぎる子がいるな、ということに気がつきました。
3歳ぐらいの男の子で、狭いキッズコーナーで走り回ったり、備品のクッションを投げたり、他の子が遊んでいるものを横取りしたり。
最初は母親らしき人と一緒にいたのですが、そのうち母親の姿は見えなくなって、その子一人でやりたい放題。どんどん小さな子が泣かされていくのです。
さすがに周りで見ていた他の保護者の人たちから、「ちょっとあの子ひどい」なんていう声が聞こえ始めました。
私もハラハラしながら見ていたら、案の定、つかまり立ちしているとんがその子に肩をぐいっと捕まれ、後ろへひっくり返されてしまいました。
びっくりしたとんは大泣き。
私はキッズコーナーに入って行って、その男の子の腕を掴み、「小さい子には優しくしようね。お母さんは?」と聞いたのです。
その子は早く次の遊びに行きたいのに、という感じでそわそわしながら「お母さん?しらなーい。いなーい。おかあさーーん」と言って私の手を振りほどき、また遊び始めました。
この時、私の頭を「ひょっとしたら、多動性障害とか、何か事情のある子なのかもしれない」という考えがよぎったのですが、どっちにしてもこれ以上このキッズコーナーにいるのも危険かな、と思い、そのまま泣いているとんを抱き上げて夫とぴよのいるワークショップの場所へ戻る支度を始めました。

すると、今いたキッズコーナーから、女性の怒鳴り声が聞こえてきたのです。
「どこに行ってたんですか!目を離しちゃだめじゃないですか!!」
見ると、乱暴していた男の子の母親が店内で買い物をして戻ってきたようで、それを取り囲んで複数の別の母親たちが怒鳴っていました。
「おたくの子に乱暴されて、何人も泣かされてるんですよ!どうしてちゃんと見ていないんですか?!」
一人に対して複数の攻撃。結構な剣幕です。

それを見て、「もしかしたら事情がある子供かもしれないし、公衆の面前であんなに怒られるのはちょっと気の毒」という気持ちと「母親なら乱暴しがちな子というのはわかっていただろうし、目を話すのはやっぱり非常識だよな」という気持ちとでモヤモヤしながら、でも私はその争いに関わるでもなく、その場を後にしたのです。

ワークショップの場所に行くと、ちょうどぴよの粘土スイーツが出来あがるところでした。
私は今あった出来事を、夫に詳しく話しました。
キッズコーナーに乱暴な子がいて、とんも泣かされたこと、母親が買い物で目を離していたこと、その母親は多勢の他の母親から攻撃されていたこと…。

私は、夫からはきっと「そんな乱暴な子もいるんだねえ」とか、「なんで目を離しちゃったんだろうね」とか、無難な答えが返ってくるのだろうと思っていました。
でも、違っていたのです。
その夫の言葉で、私はハッと我に返ることになります。

長くなりましたので、続きは次回!


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posted by すっこ at 15:00| Comment(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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